8月に終戦記念ドラマスペシャルとして
「この世界の片隅に」が放映されるというニュースが。
原作は「夕凪の街 桜の国」と同じ、こうの史代さんのコミック。
第二次大戦の時代、広島・呉を舞台にしたお話で
すごくすごく好きな作品なのですよ。
戦時中の話なので、辛く悲しいこともたくさんあるのだけど
この人の作品は、ただただ悲惨な感じはならず
耐えて耐えてとか、がむしゃらに頑張るとかいう感じでもなく
そんな時代を日常生活として送っている人たちのリアルさが
普通な感じに描かれてるんですよ。
読めば読むほど、新たな発見があったり
なんともいえず、心に染みる作品なのです。
しかしまたこのニュースの見出し
「北川景子、片腕を失いつつも健気に夫を支える妻に」
なんかねぇ。「え〜?! そこ?」って感じでねぇ。
日テレのドラマだから、なんか安っぽいお涙頂戴な感じになりそうで。
NHKで連続ドラマとして丁寧に作ってくれるなら、
もしかしたら、ありかなとも思うけど。
そんでまた、主人公“すず”に北川景子って。
ないわー。それはないわー。
すずって、ちょっとぼーっとしてて、素朴な感じなのよ。
見た目的にも彼女ではあまりに現代的すぎるやろー。
今回優香がやる“リン”の方がまだわかる。
まだ逆の方がマシじゃないかと。優香も違うけど。
今放送中のNHKの朝ドラ「おひさま」の
井上真央の雰囲気が割とピッタリくるんだけどなぁ。
蒼井優とか…。
小出恵介は合ってると思うけど
速水もこみちもないわー。
そういう明らかに現代的なルックスの、しかも演技も???
っていうキャスティングは、ほんとに勘弁願いたい。
最近、なんでもかんでもコミックや小説の実写化って
あまりに安直すぎる。
小説はまぁいいとして、漫画やアニメみたいに
すでにビジュアルが出来上がってるものを
あえて実写化する意味がわからん。
こないだから公開されてる映画「星守る犬」あたりは
割と実写も大丈夫そうな作品だとは思いましたけど。
お父さん役は西田敏行さんが演じられてますけど
私のイメージは平泉成さんでした。
この作品にもかなり泣かされました。
ちょっと悲しい成分が多いかなぁ。
「続・星守る犬」の方が、泣けるけど温かくて好き。
まぁ前作があってこその「続」ですけどね。
実写化したものすべてが失敗ってこともないですけどね。
原作とはまた別物として面白いってこともありますし。
「DEATH NOTE」とか。
ラストも変えてあって、それはそれでっていう。
作る側がどれだけその作品を理解して
愛情もって作るかってことにかかってるのかもしれないですね。